棟板金工事
棟板金とはどこの部分だろうと思われる方も多いのではないでしょうか。棟板金は屋根の頂点に設置されている板金を指します。この棟板金は設置されている箇所が高いという事もあり、風の影響を非常に受けやすいです。特に9月や10月の台風シーズンには棟板金が飛散したといったお問い合わせが多いのです。
棟板金が飛散してしまう理由には、棟板金の釘浮きや棟板金の下に設置されている貫板の腐食、経年劣化などがあげられます。よく屋根塗装を行うのと同時に棟板金の工事も一緒に行われることが多いかと思います。しかし、中には屋根塗装などお住まいの屋根のメンテナンスを20年以上されていないという場合もあります。こういった場合は棟板金の劣化も考えられ、台風などの強風時棟板金が飛ばされてしまうリスクが高くなります。
棟板金交換工事の流れは、棟板金の撤去を行い、釘穴の補修、貫板の設置、新しい棟板金を設置して工事が完了となります。この棟板金交換を定期的に行うことが大切です。
また、屋根の点検やメンテナンスを定期的に行うことで棟板金の劣化状況も確認できます。定期的にお住まいの屋根の状態を確認し適切なタイミングで屋根のメンテナンスを行ってあげることで雨漏りや棟板金の飛散を防止することができます。